一目惚れe.p.をひも解く
一目惚れe.p.
My Hair is Badの2枚目のシングルであるこの1枚に描かれたある一人の女性を今回は様々な歌詞やインタビューを基にひもといていきたいと思います。
まずある一人の女性とはVo.椎木の元カノです。
椎木さんはとあるインタビュー(※1)で彼女と別れて吐いたことはあるか、という話に対して
"いや吐いたことはありますよ。過呼吸になって。フラれたとかじゃなかったけど。〇〇ちゃんの時。アレ、一目惚れEPのときッスね。”
と発言しています。
このインタビューの発言から、一目惚れe.p.に描かれた女性が1人の女性であること、そして元カノであることが伺えます。
まずこの相関図を見てください。
この相関図は一目惚れe.p.の収録曲と他曲とをインタビューなどでの情報を基に紐づけたものです。
この7曲の歌詞やインタビューを見て分かったこと。
それは元カノはわがままが多い良い意味でも悪い意味でも女性らしい子ということと椎木さんが元カノことをこよなく愛していたということです。
まず1つ目のわがままが多い良い意味でも悪い意味でも女性らしい子という部分について解説していきます。
椎木さんはインタビュー(※2)で「最愛の果て」という曲について
”こんな男いないですよねー。これは超絶皮肉というか。(女子に向けて)こんだけやったらいいんでしょ? って。まあ「真赤」の子なんですけど。好きで好きでしょうがなかったんです。でも、“その果てにあったもの”ってなんだったんだろうって。どうなったら良かったんだろうと思って書きました。”
と語っています。
この言葉から「最愛の果て」が一目惚れe.p.の元カノについて書かれていることがわかります。また、曲の歌詞が椎木さんがすべてを許してあげるという内容になっていることからわがままな子であったことがわかります。
そして、「愛ゆえに」の歌詞
”私「重たい」って思ってるんでしょ
美人だし良いでしょ
私「疲れる」って思ってるんでしょ
でも私が良いんでしょう”
この歌詞から元カノはプライドが高く良くも悪くも思ったことを言えない女性らしい部分がある子だということがわかります。
この2つ以外にも様々な理由がありますが主にこの2つの理由から元カノがわがままが多い良い意味でも悪い意味でも女性らしい子であると解釈しました。
次に2つ目の椎木さんが元カノことをこよなく愛していたという部分についてです。
先ほども引用した発言の
”好きで好きでしょうがなかったんです。。”
という部分。
そしてその子のことを書いた曲が「最愛の果て」というタイトルであるということ。
最愛。最も愛した。彼女と別れたあとに書いた曲にそのようなタイトルを付けるということは相当愛していたのでしょう。
こちらもこの2つ以外にも様々な理由がありますが主にこの2つの理由から椎木さんが元カノことをこよなく愛していたと解釈しました。
この2つの解釈以外にも様々な解釈があり、曲を聞けば聞くほど様々な元カノ像が浮かびます。
マイヘアの曲は自分の実体験と曲とを重ねて聴く人が多いと個人的には感じていますが、このようにドラマや小説をひも解く、いわば解釈するような形で聴いてみるのも1つ面白い聴き方だと思いますのでおすすめです。
また良ければ次の記事で会いましょう。
読んでいただきありがとうございました!
※1
My Hair is Bad × Danablu 年間200本ライブしてるバンド対談企画 前編
引用元:https://basement-times.com/my-hair-is-bad-danablu-1/
(2019-04-28)
※2
My Hair is Bad椎木×話題の美女モデル武居による同世代トーク【前編】
引用元:https://www.m-on-music.jp/0000118833/
(2019-04-28)